翻訳機IUの価格・口コミ評判は?比較で分かるメリットデメリット

このまるでサイコロのような形状のデバイスは、超小型の双方向翻訳機IU(アイ・ユー)です。

IUは縦36mm×横30mmという驚きの小ささ。重量も34グラムと現在日本で発売している翻訳機の中で最小・最軽量のデバイス(イヤホン型を除く)です。

この小ささで、果たして翻訳機としての実力はどれほどのものなんでしょうか?

まだ発売前で口コミや評判などはネット上にほぼありませんが、この記事では現在分かっているIUの仕様・機能を、先行して発売されている翻訳機と比較してIUのメリット・デメリットを探ります!

 

 

IU(アイ・ユー)とは?

IU(アイ・ユー)は台湾のLee Chen Hanさんが開発した超小型の翻訳機。IU Japanが正規販売代理店となり、2017年11月からクラウドファンディングサイト「Makuake(マクアケ)」で支援者に向けて先行販売が行われました。現在は販売に向けて準備が進められているようです。

▼IUの翻訳対応言語は20言語。

IUの翻訳対応言語

アラビア語・ギリシャ語・デンマーク語・フランス語・ドイツ語・韓国語・インドネシア語・中国語・イタリア語・英語・日本語・ベトナム語・ロシア語・スペイン語・スウェーデン語・ヒンディー語・タイ語・ポルトガル語・広東語・トルコ語

▼双方向翻訳に対応しているので、お互いの話した言葉を翻訳して会話をすることも可能です。

「I」のボタンと「U」のボタンに「自分の言語」と「相手の言語」を登録し、自分の言語を登録したほうのボタンを押しながら話せば、その言葉を相手の言語に翻訳し、音声で相手に伝えてくれます。言語の切り替えをする際はIとUのボタンを同時に長押しします。

また、スマートフォンとBluetooth接続すればポータブルスピーカーとしても利用可能。

発売日は未定ですが、国内販売予定価格は18,000円(税抜)となっています。

 

IUのメリット

IUのメリットは、なんと言ってもその小ささと軽さです。重量はわずか約34グラムと手に持って使う翻訳機としては日本で発売されている翻訳機の中で最軽量。旅行中などに持ち歩くのにも全く負担になりません。

 

▼これだけ小さいと紛失の心配がありますが、ストラップホールがあるのでネックストラップをつけておけば落としたり無くしたりしてしまうリスクもなく安心です。

デザインが可愛いのもメリット。首からかけておいても様になりますね。

IUを首にかけておけば、翻訳が必要なときにさっと使うことができるのでとても便利だと思います。

 

IUのデメリット

IUは、スマホとBluetooth接続して使う翻訳機なので、スマホがないと翻訳ができません

翻訳機の大きなメリットは…

翻訳機のメリット

  • スマホでアプリを起動する手間無しに手軽に使えること
  • スマホで地図を開くと同時に翻訳機を使って相手に質問をすることができるなど、”スマホと同時に使える”こと

なので、IUアプリを起動したスマホと接続しないと使えない(つまりIUを使っている間はスマホが使えない)IUは翻訳機としては未完成、と言わざるを得ません。

IUで翻訳をするには、まずスマホでIUアプリを起動し、次にスマホとIUをBluetoothで接続した後、IUとスマホの距離を10メートル以内に保つ必要があります。

これではGoogle翻訳などの翻訳アプリを使うのと同じ、というよりも、IUを使う分翻訳に余計な手間がかかってしまいます。

 

まとめ

「スマホと接続して使う必要がある」という点が改善されない限り、IUは翻訳機としてあまりおすすめできません。

ただし、IUはまだ開発中の翻訳機です。公式サイトの情報によると、現在はオフラインで翻訳ができるよう開発を進めている途中とのこと。

この小ささで、スマホと接続する必要がなく、オフラインで双方向翻訳ができるようになれば、今発売されているどの翻訳機と比較しても負けない最強の翻訳機になるはずです。今後の展開に注目したいと思います!

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