翻訳機の使い方 Langogo(ランゴーゴー)

翻訳機Langogo Genesis開封レビュー!初期設定方法と使い方

Langogo Technology(中国)が販売している翻訳機「Langogo(ランゴーゴー)」がトライ翻訳機編集部に届きました!※日本発売:2019年5月

この記事では、Langogoの箱開封~使い始めるまでを実際に試してみてご紹介します。本体各部の詳細や同梱物、使い始めるまでの初期設定(ほとんど必要なし!)と基本的な使い方など、購入の際の参考にしてください。

 

 

Langogo開封レビュー!デザインと各部詳細

Langogoは中国の企業Langogo Technologyが開発・販売している翻訳機です。(日本での正規販売代理店はShinseiWorks GROUPの株式会社HAILイノベーション)

オンライン翻訳104言語(2019年7月現在業界最多!)、オフライン時4言語の双方向翻訳に対応しています。

今回LangogoはAmazonで購入。価格は税込み35,316円でした。(→30,240円に値下げ!)AmazonではGenHigh直営店舗の「スマートホームsmarthome」という店舗がLangogoの販売を担当しています。スマートホームsmarthomeの住所は中国の深センとなっていますが、7/22(月)16時ころに注文し、24(水)の午前中にトライ翻訳機編集部(東京)へ届きました。

Langogoブラック

購入したカラーはホワイトですが、他にブラックもあります。

 

 

では、開封レビュースタートです。

Langogoの箱

Langogoの入った白い箱です。表面に「Langogo Genesis」のロゴがプリントされています。正確には、Langogoというのは翻訳機のブランド名で、この商品の正式名称は「Langogo Genesis(ランゴーゴー・ジェネシス)」のようです。※Genesis:”創世記”または”起源”という意味

開封すると、いきなりLangogoの本体がお目見えです。Langogoの画面には保護フィルムが貼られています。保護フィルムには「Volume+・Volume-(ボリューム)」「Power button(電源ボタン)」「Translation button(翻訳ボタン)」「Charging port(充電ポート)」の表示があり、説明書がなくても基本的な使い方が一目で分かるようになっています。

説明書はふたの裏に貼りついています。SIMピンもあり

説明書が入っていない!?と思ったら、ふたの裏側に貼りつけられていました。

各部の写真を撮ってみました。

Langogo正面

まずは正面。デザインは画面の形状以外スマートフォンにそっくりで、スタイリッシュな印象があります。

Langogo(左)とiPhoneSE(右)の大きさ比較

本体サイズは縦121.3×横54.4×厚さ13.2mm、本体重量は115グラムで、iPhoneSEとほぼ同じ大きさ・重さです。

Langogoの画面は3.1インチ

画面は翻訳機としては大きめの3.1インチ。黄色い線で囲った部分が画面の大きさなので、片手でも問題なく操作できると思います。(本体が翻訳機としては大きめなので、手が小さめの方はギリギリかもしれません)

本体裏側

続いて裏面。上下にスピーカーがあります。下の方に小さく「Langogo」のロゴと、「AI translate assistant inside Designed by langogo Made in China」とのプリントあり。

裏側アップ。汚れがつきやすい

裏面アップ。本体部分は艶消しの加工がされており、指紋の跡がつきにくくなっていますが、汚れは付きやすいです。1日使っただけで黒い汚れが幾つかついてしまいました。(汚れにもよりますが、濡らした布でこすれば落ちます)汚れが気になる方はホワイトは避けた方がいいかもしれません。本体の仕上げは、安っぽくはないが高級感があるわけでもないという印象で、改善の余地があると思います。

本体下側

本体下に充電端子があります。USB Type-Cです。充電端子の横にある小さな穴はノイズキャンセリングマイクです。

また、EU内で販売・流通可能であることを示すROHSマークとWEEEマーク(ゴミ箱に×印のマーク)、中国版ROHSマーク(矢印でできた円の中に10のマーク)、アメリカで販売・流通できることを示すFCCマークがついています。(※日本向けの認証マークは本体にプリントされていませんが、設定→認証から見ることができます)

ストラップホールあり

右下にはストラップホールもあり。付属のハンドストラップや市販のストラップをつけることができます。

本体右側面

本体右側面アップ。翻訳ボタンとSIMトレイがあります。ほとんどの翻訳機には翻訳ボタンが2つありますが、Langogoの翻訳ボタンは1つです。

SIMトレイはMicroSIM対応

SIMトレイはMicroSIMに対応しています。ここにSIMを入れて通信を行うこともできますが、別にeSIM(埋め込みSIM)も内蔵されています。

本体左側面

本体左側面アップ。ボリュームボタンと電源ボタンがあります。

本体上部

本体上にノイズキャンセリングマイクがついています。マイクは本体下にあるものと合わせて計2つです。(この横長の溝全体がマイクではなく、この溝の奥に小さな穴が開いている)

 

同梱物は、簡単なマニュアル、Micro USB Type-Cケーブル、SIMピン、ストラップの4点です。

同梱品一覧

Micro USB Type-cケーブルは320mmでかなり短め。ストラップも短めのハンドストラップです。(本体結合用の細い部分も含めて240mm)個人的には、ネックストラップをセットにしてくれるとうれしいと思いました。

同梱のマニュアルはすべて英語表記となっています。

 

初期設定方法(スイッチオン!)

次に、Langogoの初期設定方法をご紹介します。

電源を入れると、まず「Ai]というマークが表示され…

数秒後、「Langogo」のロゴマークが表示されます。

最初にシステム言語を設定しましょう。

次にWiFiの設定です。使用するWiFiを選択して、

パスワードを入力します。

WiFiに接続されると、画面左上の4Gという表示がWiFiのマークに切り変わります。

WiFiの設定が終わると、利用規約画面が表示されます。よく読んで、問題なければ「同意」をタップしてください。利用規約に同意したら、初期設定は完了です。

初期設定終了後、一度だけチュートリアル画面が表示されて、翻訳機能の使い方を教えてくれます。

 

WiFiの設定をスキップすれば初期設定不要!

WiFiの設定はスキップすることもできます。WiFiの選択画面で何も選択せずに「次へ」をタップすると、WiFiの設定がスキップでき、初期設定は不要。(システム言語を選択し、利用規約に同意するだけ)

WiFiの設定をスキップしても、Langogoに内蔵されたeSIMを使って通信ができるので、スイッチオンしてすぐに翻訳を始めることができます。

eSIMで通信を行っている時は、画面左上の表示が「4G」となります。(通信の状況によって、2Gや3Gと表示される場合もあり)

 

 

使い方は?

ではLangogoで翻訳をしてみましょう!初期設定後、一度だけ表示されるチュートリアルの画面を使いながら、Langogoの使い方をご紹介します。

ホーム画面の「音声翻訳」をタップすると、「音声翻訳」画面が表示されます。

ちなみに「グローバルネットワーク」からは、LangogoをモバイルWi-Fiルーターとして利用したいときに使える「パケットパック」を購入できます。

 

言語の選択

まず、翻訳する言語を選択します。

チュートリアルの画面

音声翻訳画面で、画面を下から上へスワイプしてください。

チュートリアルの画面

国旗をタップすると、翻訳言語を変更することができます。ここでは、日本語⇔英語間を翻訳する設定にしてみました。

チュートリアルの画面

言語の設定が終わったら、画面を上から下へスワイプして音声翻訳画面に戻りましょう。

 

音声翻訳

翻訳したい言語を選択したら、あとは翻訳ボタンを押しながら話すだけです。

チュートリアルの画面

Langogoの翻訳ボタンは側面についています。

翻訳ボタンを押すと、本体右上のライトが緑色に点灯し、画面に「話してみてください」と表示されます。翻訳ボタンを押しながら、翻訳したい言葉を話してください。

話し終わったら、ボタンを離します。すると、話した言葉が、設定した2つの言語のどちらの言語なのか、ということを自動的に判断して、もう片方の言語に翻訳し、テキストと音声で出力してくれます。(写真では日本語→英語の翻訳になっています)

 

同時通訳

Langogoは、翻訳ボタンを押さなくても会話を自動的に認識して翻訳できる「同時通訳」機能も搭載しています。

トップ画面を右から左にスワイプし、左上の「同時通訳」をタップすると、同時通訳画面が表示されます。

同時通訳でも、音声翻訳と同じように言語を設定できます。

画面中央の「タップして開始します」の部分をタップすると、同時通訳がスタートします。

設定した言語で話すだけで自動的に外国語に翻訳してテキストで表示&音声出力されます。

会話翻訳では、画面中央を境目に文字表示を反転することもできるので、外国人と対面して話す場合に役立ちそうです。

文字の表示を反転させるには、同時通訳中央右の「A」マークをタップしてください。

 

まとめ

以上、Langogoの開封レビューと初期設定方法、基本的な使い方についてご紹介しました。

軽く使ってみた印象としては、デザインはカッコよく、設定はほとんど不要で操作は分かりやすく、翻訳の反応速度もいいです。画面が大きく高精細なのもGood!

ただし、価格が翻訳機としてはお高めの税込約35,000円するにしては、よく見ると本体の作り(成形)に若干のおもちゃっぽさを感じます。少なくとも見た目の高級感では、ポケトークやarrows helloの方が上です。(あくまで、”よく見ると”です。感じ方には個人差もあると思いますし、本体カラーによっても違うかもしれません)

これからLangogoを使いこんでみて、翻訳精度や使いやすさをより細かく検証し、本当におすすめできる翻訳機かどうかポケトークなど他の翻訳機と比較したいと思います!

 

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