海外旅行の時、
「あの看板、なんて書いてあるの?」
「レストランのメニューが読めない…」
なんてこと、よくありますよね。
そんな時に便利なのが、翻訳機の「カメラ翻訳(写真翻訳)」機能です。
カメラ翻訳があれば、外国語を写真に撮るだけで、日本語に翻訳してくれます。
有名な「ポケトーク」をはじめ、多くの翻訳機が「カメラ翻訳」機能を搭載していますが、
カメラ翻訳機能の”性能”ってどれも同じなの?
って気になりませんか?
そこで今回、トライ翻訳機編集部では、翻訳機の性能を「カメラ翻訳」機能に絞って比較してみました。
有名どころの3機種、
- ポケトークS
- arrows hello(アローズ・ハロー)
- Mayumi3(マユミ・スリー)
を使って、どのカメラ翻訳機能が一番優れているのか比較してみましたので、翻訳機選びの参考にしてください!
編集部が実際に購入・使用して評価しています!
トライ翻訳機で紹介している翻訳機は、すべて編集部が実際に購入・使用し、①翻訳精度、②使いやすさ(操作は簡単?)、③翻訳速度、④いつでもどこでも使えるか、⑤対応言語数の多さ、⑥サポートの手厚さ、以上6つの項目について徹底的に比較検証したうえで評価しています。
検証方法について詳しくはこちら
カメラ翻訳(写真翻訳)とは
「カメラ翻訳」とは、カメラで撮影した画像の中に含まれているテキスト(文字)を、別の言語に翻訳してくれる機能です。
スマホの翻訳アプリには、たいてい「カメラ翻訳」に相当する機能がついています。
例えば「Google翻訳」アプリには、「カメラ入力」という機能があります。
「カメラ入力」を起動して翻訳したい文章にカメラを向けると、一瞬で日本語に翻訳してくれるので内容を理解できます(リアルタイム)。

英語版「ナショナル・ジオグラフィック」をGoogle翻訳でリアルタイム翻訳
翻訳された内容をじっくり読みたい場合は写真を撮ります(スキャン)。

中国語版「星の王子さま」の表紙をGoogle翻訳でスキャン
すると、写真の中に含まれているテキストを設定した言語に翻訳してくれます。
翻訳するだけでなく、翻訳前の文章と翻訳後の文章を読み上げることもできます。
外国語で書かれている看板や文書の内容を理解したいとき、レストランのメニューを理解して注文したいときなどにとても役立つ機能です。
「カメラ」があるスマホだからこそ使える機能でしたが、最近ではカメラを搭載してカメラ翻訳機能を使えるようにした音声翻訳機も増えてきています。

ポケトークS、Mayumi3、arrows helloは背面に翻訳カメラを搭載
言葉を翻訳する「音声翻訳」と文字を翻訳する「カメラ翻訳」両方を備えた翻訳機があれば、海外旅行時、言語面での心配がかなり軽減されそうですね!
まずは結論!カメラ翻訳機能が最も優秀なのは「ポケトークS」
「カメラ翻訳」機能が優秀な、おすすめの翻訳機が知りたい!
という方のために、ここでは今回比較した3機種をカメラ翻訳機能が優秀な順にご紹介します。
カメラ翻訳機能で翻訳機を選ぶなら、もっともおすすめなのは「ポケトークS」です。
以下、それぞれの翻訳機のおすすめポイントと注意点をご紹介します。
ここで紹介しているのは、あくまで「カメラ翻訳機能」に絞ったおすすめポイントと注意点です。
翻訳機の「総合的な評価」について知りたい方は以下のページをご覧ください。
→全40種を比較して分かった!「本当におすすめの翻訳機」と選び方のすべて
1位:ポケトークS
ポケトークS:カメラ翻訳おすすめポイント
- 55言語対応
- 言語を自動認識してくれる
- 翻訳精度が高い
- 元の文の再生ができる
- 履歴が残る
注意点
- オフラインで使えない
- ピント合わせのスピードが遅め
ポケトークSは90%以上のシェアを誇る、もっとも有名な翻訳機です。
ポケトークSのカメラ翻訳は、他の翻訳機より圧倒的に多い55の言語に対応しています。
画像として翻訳履歴が残るので、以前に撮った画像をもう一度確認することができます。

翻訳履歴が残る
また、書いてある言語が何語か分からなくても、自動的に認識して翻訳してくれるのも大きなメリットです。

言語を「自動認識」できる
今回の検証では、英語でも中国語でも翻訳精度は非常に高い結果になりました。
オフラインでは使えませんが、そもそもオフラインでは翻訳精度が非常に低くなるため、オフライン翻訳は対応していてもいなくてもあまり変わらないと思います。
ただし、他の機種と比較して、文字にピントの合うスピードが若干遅かったのは気になる点です。

ショートカットボタン(右上)にカメラ翻訳を設定しておくと便利
2位:Mayumi3(マユミ・スリー)
Mayumi3:カメラ翻訳おすすめポイント
- 13言語対応
- 元の文と、翻訳後の文の再生ができる
- 履歴が残る
注意点
- 改行に弱い
- オフラインでは使えない
Mayumi3のカメラ翻訳は13言語に対応しています。
ポケトークSと同じく翻訳履歴が残るので、以前に撮った画像をもう一度確認することができます。

カメラ翻訳画面の左下をタップ→翻訳履歴が確認可能
翻訳精度検証ではまぁまぁの結果でしたが、一続きの文も改行があると別々の文として認識してしまうことが多く、文章の翻訳をする際には不便に感じました。
Mayumi3の音声翻訳はオフラインでも使えますが、カメラ翻訳はオフラインで使えないので注意してください。
arrows hello(アローズ・ハロー)
arrows hello:カメラ翻訳おすすめポイント
- 21言語対応
- オフラインでも使える(3言語)
- 中国語の翻訳精度が高い
注意点
- 翻訳履歴が残らない
- 英語の翻訳精度が低い
arrows helloは富士通のアローズシリーズから販売されている翻訳機で、カメラ翻訳は21言語に対応しています。
有道(youdao)の翻訳エンジンを使用しているので、中国語の翻訳精度が高いのが特徴。
日本語・英語・中国語の3言語に限り、オフラインでもカメラ翻訳が可能です。(英語⇔中国語は不可)
ただし、翻訳精度はオンライン時より下がるので注意してください。
操作がシンプルで使いやすいですが、翻訳履歴が残らないため、新しい写真を撮ってしまうと以前のデータは確認できなくなるのが非常に不便です。

右下の「カメラ翻訳」ボタンからすぐに起動できます
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ここまで、カメラ翻訳機能が優秀な翻訳機をご紹介しました。
ポケトークはカメラ翻訳だけでなく、総合評価でもNo.1の翻訳機です。
どの翻訳機がいいのかな?と迷っているならポケトークをおすすめします!
ここからは、実際にこの3機種の「カメラ翻訳性能」検証結果を詳しくご紹介します。
興味のある方はご覧になってみてください。
「カメラ翻訳」性能の検証結果

Mayumi3(左)・arrows hello(中央)・ポケトークS(右)
「ポケトークS」と「Mayumi3」、「arrows hello」それぞれのカメラ翻訳で英語と中国語を翻訳させてみて、どれが一番正確か比較しました。
英語のカメラ翻訳精度を比較!
英語の検証に使用したのは、ナショナルジオグラフィック別冊「The world's greatest empires(最強の帝国)」です。
翻訳結果を評価するために、英語版と日本語版を両方用意しています。
英語版の「表紙」とアレクサンドロスの軍隊について紹介されたぺージをカメラ翻訳して、どの翻訳機が一番正確に翻訳できるかを比較しました。
「表紙」を翻訳
まずは表紙を翻訳してみました。
NATIONAL GEOGRAPHIC(左上)
正解例:ナショナル ジオグラフィック
ポケトークS:ナショナル・ジオグラフィック
Mayumi3:全国 地理
arrows hello:国家 地理
the world's greatest empires(タイトル)
正解例:(世界)最強の帝国
ポケトークS:世界の帝国
Mayumi3:偉人 帝国
arrows hello:世界 greatestaに順じ
A HISTORY OF POWER(タイトル下)
正解例:覇者たちの世界史
ポケトークS:権力の歴史
Mayumi3:NER
arrows hello:権力のahistory
ポケトークSの翻訳はほぼ完ぺきです。
Mayumi3とarrows helloは意味の分からないところが幾つかありますね。
「アレクサンドロスの軍隊」に関するページを翻訳
Alexander's Army(タイトル)
アレクサンドロスの軍隊
ポケトークS:アレキサンダー軍
Mayumi3:アレクサンダー軍
arrows hello:『アレクサンダーの軍隊は…』。
Did you know...(タイトル下)
正解例:知られざる史実
ポケトークS:知ってますか…
Mayumi3:知ってますか。
arrows hello:-
以下、左上から右下へ
Alexander(pictured)skillfully coordinated infantry and cavalry.
正解例:アレクサンドロス(写真の像)は歩兵と騎兵を巧みに操った
ポケトークS:アレクサンダー(写真)は歩兵と騎兵を巧みに調整しました。
Mayumi3:アレクサンダー(写真) 巧みに調整された 歩兵と 騎兵隊
arrows hello:アレクサンドレ氏(写真)は、歩兵と騎兵を巧みに調和させた。
Heavy infantry were armed with shields and spears and arrayed in a phalanx.
正解例:重装歩兵は盾と槍で武装し、ファランクス(密集隊形)を組んで戦った。
ポ
ケトークS:重歩兵は盾と槍で武装し、ファランクスに配置されました。
Mayumi3:重いインラー 武装してみてください シールド付き 縦と配列 ファランクスで
arrows hello:重いinfan まず目を閉じろ。 aphalanx。
The classic Macedonian phalanx consisted of 16 rows of 16 men each forming a solid square.
正解例:古代マケドニアのファランクスは縦横16列で1つの方陣を構成した。
ポケトークS:古典的なマケドニアのファランクスは、16人の男性が16個の列で構成されており、各列がしっかりした正方形を形成していました。
Mayumi3:古典的なメイス ダニアンファランクス 16で構成されました 各16人の男性の列 個体の正方形を形成する
arrows hello:The経典Maceconanxは、1段ごとに16行のi6人の男性からなる個体の四角形のクエである
Phalanxes could change shape from squares to rectangles and wedges in order to take the offense.
正解例:正方形のファランクスは状況に応じて長方形やクサビ形に陣形を変化させることができた。
ポケトークS:ファランクスは攻撃をするために、正方形から長方形、くさびに形を変えることができます。
Mayumi3:ファランクスは 形を変える 正方形から長方形 順番にくさび 攻撃する。
arrows hello:ー
If soldiers at the perimeter of a phalanx fell, others stepped up to replace them.
正解例:ファランクスの端にいる兵士が倒されると、別の兵士が次々と穴埋めした。
ポケトークS:ファランクスの境界にいる兵士が倒れた場合、他の兵士が彼らにとって代わりました。
Mayumi3:境界にいる兵士の場合 ファランクスの落下、他 それらを交換するために踏み出した。
arrows hello:ファランスメーターを使うと、ティプラーの代わりに重労働者が出る
The infantry was often assigned to hold the center of the line.
正解例:列の中央には歩兵が配置され、陣形を守った。
ポケトークS:歩兵はしばしばラインの中心を保持するために割り当てられました。
Mayumi3:歩兵は しばしば割り当てられる 開催する この線
arrows hello:歩兵はしばしば線路の中央を大胆に突き進む補助的役割を担った
While the infantry was preventing enemy breakthroughs, the cavalry on either flank swept forward.
正解例:歩兵が敵の攻撃を防御し、両翼に配置された騎兵が敵陣に突撃した。
ポケトークS:歩兵が敵の突破を防いでいる間、いずれかの側面の空洞は前方に掃引しました。
Mayumi3:ながら その 歩兵 防止するー 敵のブレイクー thoroughs、cav- どちらかの側面に立ち寄る 掃き出した
arrows hello:ながら の 歩兵 敵の突破を阻んだためにどちらかの側面についた現金が飛び上がった。
Alexander himself led cavalry charges riding his trusted horse Bucephalus.
正解例:アレクサンドロスは愛馬ブケパロスにまたがり、自ら騎兵隊の先頭に立って戦った。
ポケトークS:アレクサンダー自身が、信頼できる馬ブケファラスに乗って騎兵隊を率いた。
Mayumi3:アレクサンダー自身 騎兵隊の充電を主導 彼の信頼に乗って iadの馬Bucephalus
arrows hello:アレクサンダー・キスは自分の信頼できる馬の反乱に乗って騎兵を率いた。
すべての文で、ポケトークSの翻訳が最も正確という結果になりました。
arrows helloは英語の翻訳をかなり苦手としているようで、ほとんどの文が意味の通らない翻訳結果になっており、そもそも翻訳できていない文もあります。
英語をカメラ翻訳したい方にはarrows helloはおすすめできません。
Mayumi3はarrows helloよりずいぶんマシですが、一続きの文でも改行があると別の文章として認識するようです。
そのため、翻訳結果がブツ切りでかなり読みにくくなってしまっています。
中国語のカメラ翻訳精度を比較!
中国語の検証に使用したのは、NHK出版発行の中国語エッセイ「小点心」です。
「中国語のエッセイ」と「日本語の対訳」がついているので、これをもとに各翻訳機の翻訳精度を評価します。
「表紙」と「老朋友(古い友達)」についてのエッセイをカメラ翻訳して、どの翻訳機が一番正確に翻訳できるかを比較しました。
「表紙」を翻訳
小点心
正解例:スナック(お菓子)
ポケトークS:おやつ
Mayumi3:スナック
arrows hello:小さなお菓子
これは単語なので、3機種ともほぼ正確に翻訳してくれました。
「エッセイ:老朋友」を翻訳
老朋友
中国人很喜欢交朋友。中国有句俗话叫作”一回生二回熟”。就是说,第一次见面是陌生人,第二次见面就是熟人了。所以,只要是见过一次面的人,就可以称作”老朋友”。
日本人和他人交往的时候,特别是尚未熟悉的时候,往往要和对方保持一定的距离,尽量不涉入对方的”私人领地”。而中国人为了表示亲近,表示友好和对对方的关心,常常努力去缩短与方之间的距离,比方说,初次见面就会问:”你结婚了吗?””一个月工资多少?””你爸爸在哪儿工作?”。而一旦成了好朋友,那就真的可以”无话不谈”了。前不久我会中国探亲,见到大学时代的好友。她很关心地问我:”存多少钱了?””你买的房子,花了多少钱?””听说在日本,生孩子没有限制,你怎么不再生一个?!”
正解例:古い友達
中国人は友達づきあいを大切にします。中国のことわざに「最初は他人、二度目は友人」というのがあります。つまり、初めて会ったときは見知らぬ人であっても、次に会ったときにはもう親しい人になっているという意味です。ですから、一度でも会っていれば、その人を”老朋友”(古い友達)と呼んでも差し支えないのです。
日本人は他人とつきあうとき、特にまだあまり親しくなっていない場合には、ややもすると相手の一定の距離を保とうとしますね。できるだけ相手の「プライバシーの領域」には立ち入らないように。でも中国人は親しみを示すためや、好意と相手への関心を示すために、たいてい相手との距離を縮めようと努力するのです。たとえば、初対面でも、「結婚してますか?」「給料は1ヶ月どのくらいですか?」「お父さんはどちらでお仕事されていますか?」といった質問をすることがあります。いったん仲良くなってしまえば、文字通り「何でも話し合える仲」になれるのです。ちょっと前に私が中国へ帰省した折に、大学時代の親友に会いました。彼女は私に親身になって聞いてきました。
「貯金はどのくらい貯まったの?」
「あなたが買った家、いくらだったの?」
「日本では子供を何人産んでもいいって聞くけれど、どうしてもう一人産まないの?」
ポケトークS:旧友
中国人はとても仲良くなりたいと思っています。中国には「一生二人」という格言があります。つまり、最初の出会いは見知らぬ人であり、2番目の出会いは知り合いです。「旧友」と呼ぶことができます。
日本人が他の人と交流するとき、特に慣れていない時は、しばしば相手から一定の距離を保ち、相手の「私的領域」に関与しないようにしなければなりません。、例えば、お互いの距離を縮めようとすることがよくあります。たとえば、最初の会議では、「結婚していますか?」「月給はいくらですか?」「お父さんはどこで働いていますか?」少し前に、私は中国に戻って親reallyを訪ねました。大学の知人に会ったとき、彼女は興味を持って私に尋ねました。
「あなたはどれくらいのお金を節約しましたか?」
「買った家にいくら費やしましたか?」
「日本では子供を持つことに制限はないと聞いています。どうして家を再生しませんか?」
Mayumi3:旧知の仲
中国人は友達を作るのが好きです。中国の諺によると「一回生二回熟」と書きます。つまり、初めてお会いしました。見知らぬ人です。2回目の対面は知り合いです。だから一度会ったことがある人なら、「古い友達」と呼ぶことができます。ともだち
日本人は他人と付き合うとき、特にまだ付き合っていません。慣れているときは、相手と距離を置きがちです。相手の「私的領地」に立ち入らないようにします。中に入る中国人は親近感を表すために、有効と相手に対する関係を表します。常に相手との距離を縮めようと努力します。比較 初めて会ったら、「結婚しましたか?」お父さんはどこにいますか?友だちになったら本当にいいです。「なんでもないです。」この間中国に帰省しました。大学時代の親友になりました。彼女は関心を持って私に聞いた。
いくら預けましたか あなたが買った家はいくらかかりましたか? 日本では出産に制限がないと聞きましたが、どうですか?再生しない?」
arrows hello:旧友
中国人は友達を作るのが好きだ。中国には「一回生二回熟」ということわざがある。つまり、初めて会ったのは見知らぬ人、二度目に会ったのは知り合いということになる。だから、一度会ったことのある人は「老鸚友」と呼ばれる。
日本人は他人と付き合うとき、特に慣れていないときは、相手との距離を保ち、なるべく相手の「プライベートゾーン」に立ち入らないようにしている。中国人は親しみや友好、相手への関心を示すために常に相手との距離を縮め、例えば、初対面で「結婚したの?」「月給はいくら?「お父さんはどこで働いているの?」。親友になれば、本当に「何も言えない」。この前、中国に帰省し、大学時代の親友に会った。
「いくら貯金したの?」
「買った家、いくら使ったの?」
「日本では、子どもを産むには制限はないと聞いているのに、どうして生まれないの?!」
中国語長文の翻訳です。3機種とも比較的正確で、意味が分からないところはあまりありませんが、一番自然に翻訳できているのはarrows helloです。
ポケトークSは一部日本語化されていない部分があるものの、全体としては分かりやすい翻訳結果です。
Mayumi3はやはり翻訳文がブツ切りになってしまう印象があります。
ポケトークSは「たて書き」も翻訳できる?試してみた
おまけです。
カメラ翻訳機能が最も優秀な「ポケトークS」は縦書きの文章も翻訳できるのか、中国語版「ドラえもん」の1コマを使って試してみました。
※ちなみに、古いバージョンなのでタイトルが「机器猫(機械猫)」となっていますが、現在中国語版ドラえもんは「哆啦A梦(ドラえもん)」というタイトルになっています。
のび太がスネ夫に向って「怎么啦,为什么不高兴?(どうしたの?なんで怒ってるの?)」と聞いている場面です。
「何が問題なのか、なぜ幸せではないのか?」と正しく翻訳されています。
ポケトークSは、縦書きの文章も認識して翻訳できるようです!
ただし、上の画像のように縦書きの文章が横に何列も並んでいる場合、横書きの文章として認識されて、正しく翻訳されないことの方が多いようです。
縦書きの翻訳は完ぺきではありませんので注意してください。
まとめ:カメラ翻訳ならポケトークSがおすすめ
カメラ翻訳ができる翻訳機をお探しなら、ポケトークSがおすすめ!
ポケトークS:カメラ翻訳おすすめポイント
- 55言語対応
- 言語を自動認識してくれる
- 翻訳精度が高い
- 元の文の再生ができる
- 履歴が残る
注意点
- オフラインで使えない
- ピント合わせのスピードが遅め
ポケトークSはカメラ翻訳が優秀なだけでなく、総合評価でもNo.1の翻訳機です。
どの翻訳機がいいのかな?と迷っているならポケトークSをおすすめします!