翻訳機の詳細レビュー ワールドスピーク

翻訳機「ワールドスピーク」ポータブルを使ってみた!特長や注意点を徹底レビュー

ワールドスピーク(World Speak)ポータブルは、株式会社キングジムが販売する音声翻訳機です。

キングジムと言えば、ニッチな需要を狙い、あえて機能を絞り込んだ個性的な製品で「テプラ」「ポメラ」などヒット商品を生み出してきた企業。

翻訳機業界ではすでに「ポケトーク」が圧倒的なシェアを持っていますが、そこにキングジムがどんな製品で挑んでいくのか、とても気になるところです。

今回編集部では、キングジムさんから「ワールドスピーク」をレンタル提供いただくことができました。

この記事では、ワールドスピークのポータブルタイプについて、

  • ワールドスピークは良い翻訳機なの?
  • 翻訳精度は良い?悪い?
  • ポケトークと比べてどっちがおすすめ?

など、気になる点を実際に使ってみてレビューします。

結論からお伝えすると、ワールドスピークは以下の人には向きません。

ワールドスピークが向かない人

  • 初期設定など設定を一切したくない人
  • 「カメラ翻訳」機能が欲しい人

でも、その他の人には自信を持っておすすめできる翻訳機です。

「ポケトークはみんな持っているから、他の人とは違う翻訳機が欲しい!」という方には、1番にワールドスピークをおすすめします。

この記事をざっと読んでいただければ、ワールドスピークがあなたに向いているか、向いていないかがすぐ分かると思いますので、ぜひ参考にしてみてください。

※キングジムの「ワールドスピーク」には、据置タイプとポータブルタイプがありますが、この記事では主にポータブルタイプに関してレビューしています

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「ワールドスピーク」とは

キングジム「ワールドスピーク」シリーズ

ワールドスピーク(World Speak)は、ファイルやテプラで有名な文具メーカー「キングジム」が販売する音声翻訳機です。

「据置タイプ(HYK100)」と、どこでも使える「ポータブルタイプ(HYP10)」の2種類があります。

 

据置タイプ

据置タイプ(HYK100)は、窓口業務が必要な法人向けに開発された製品で、72言語の双方向翻訳に対応しています。使用するにはWi-Fi環境が必須で、オフライン翻訳はできません。

画面サイズが8インチと大きいため操作しやすく、相手に自分で言語を選んでもらうことで会話が始めやすいのが特長です。

インターネットを介してペアリングした2台1組で使うので、会話する相手との間に障害物がある環境でも使えるというメリットがあります。(例:スタッフとお客さんがアクリル板で隔てられているチケット売り場など)

 

ポータブルタイプ

ポータブルタイプ(HYP10)はオンラインで155言語の双方向翻訳に対応しており、現時点で最も対応言語数の多い翻訳機です。

グローバルSIMモデルなら、世界178の国と地域で使えるグローバルSIMカード付き。SIMカードの対応エリア地域の多さでも翻訳機業界No.1です。

オフラインでも17言語の翻訳に対応しているので、文字通りいつでもどこでも使えます。

ワールドスピーク・ポータブルには他にも以下のような特徴があります

  • 音声コマンドで簡単に言語を選択できる
  • Wi-Fiルーター機能あり
  • Bluetoothで外部スピーカーとも接続可能

ここからは、ポータブルタイプについてレビューしていきます!

 

カラーと外観・サイズ

ワールドスピーク(ポータブル)の本体カラーはブラック1色のみ。

翻訳は物理ボタンで、設定はタッチパネルで行います。

左:ポケトークW(ソースネクスト)

ソースネクストの「ポケトークW」と比較するとほぼ同じ大きさですが、厚みはワールドスピークの方が厚く、重量も23グラム重くなっています。その分バッテリー容量はワールドスピークの方が多い※です。

※バッテリー容量 ワールドスピーク(ポータブル):2,500mAh ポケトークW:2,200mAh

 

画面サイズもポケトークWとほぼ同じ大きさの2.4インチですが、角が丸みを帯びている分、ワールドスピークの方が若干小さい印象です。

翻訳機のサイズ比較表

翻訳機 画面サイズ 厚さ 重量
ワールドスピーク(ポータブル) 2.4インチ 109mm 59mm 18mm 123g
ポケトークW 2.4インチ 110mm 59.8mm 15.8mm 100g
ポケトークS(新型) 2.8インチ 91.6mm 53.8mm 11.5mm 75g
富士通arrows hello 3.0インチ 118mm 50mm 13mm 101g
iPhoneSE(参考) 4インチ 123.8mm 58.6mm 7.6mm 113g

 

各部詳細

本体各部の写真も撮ってみました。

正面のボタン部分アップです。

操作用のボタンは3つのみでシンプル。

真ん中のオレンジ色のアイコンがついているボタンは「マジックホームボタン」です。このボタンで言語を音声で選択できます。また、翻訳画面に戻る「ホームボタン」としても使えます。

翻訳をする際は、左右どちらか、自分の母国語を設定した側のボタンを押して話します。

本体裏面です。

「World Speak」と「KING JIM」のロゴマークがプリントされています。

本体下側。

充電端子(Micro-USB)とイヤホンジャックがあります。右にある小さい穴はマイクです。

端子部分を拡大してみました。

ワールドスピークはBluetooth接続にも対応していますが、Bluetooth対応機器を持っていない人にとってはイヤホンジャックがあるのはうれしいポイントです。

本体上部にはスピーカーがあります。

ストラップホールもついています。

本体右側面。

見えにくいですが、電源ボタンとリセットボタンがあります。

本体左側面。

マイクとSIMカードスロットがあります。SIMカードの対応サイズはnanoSIMです。

SIMとセットで購入した場合はここにSIMが挿入されています。また、市販のSIMを入れて使うこともできます。

箱はこんな感じです。

箱にはMicro-USB充電ケーブルが同梱されています。

充電器は付属していないので、自分で用意するかスマホ用のものなどを流用する必要があります。

 

パッと見で分かる!ワールドスピークを6つの規準で徹底評価

記事の冒頭でもご紹介しましたが、ワールドスピーク(ポータブル)の評価がパッと見で分かるようにレーダーチャート化してみました。

評価:3つの業界No.1!ポケトークに迫る完成度の高さ

  • 翻訳精度:
  • 使いやすさ:
  • 翻訳速度:
  • いつでもどこでも使えるか:
  • 対応言語数:
  • サポート:

ワールドスピークは、対応言語数が155言語で業界No.1!

オフライン翻訳の対応言語も17言語で業界No.1です。

また、専用グローバルSIMの対応エリアは178の国と地域で、こちらも業界No.1の多さです。

言語ごとに最適な翻訳エンジンを選択することで、高い翻訳精度を実現しています。

大きな特徴は、「音声コマンド」に対応しているところ。本体中央の「マジックホームボタン」を使って、言語を一瞬で選択できます

翻訳速度※はWi-Fi接続時で3秒ほどとポケトークには及びませんが、ストレスを感じるほどではありません。

販売メーカーはテプラや事務用ファイルで有名な「キングジム」で、アフターサポートも安心です(電話対応あり)。

カメラは搭載していないので「カメラ翻訳」はできませんが、純粋に会話の用途だけで使うならポケトーク以上におすすめできる翻訳機です。

 

ワールドスピークの特長は?

ここでは、他の翻訳機と比較したワールドスピーク・ポータブルタイプの特長(メリット)をご紹介します。

ワールドスピーク(ポータブル)の主な特長は以下6点です。

 

対応言語数No.1(155言語)

ワールドスピーク(ポータブル)は、業界最多の155言語に対応しています。

2020年3月現在販売されている主な翻訳機の対応言語数を比較してみました。

ワールドスピーク(ポータブル)の対応言語数が圧倒的に多いことがわかりますね!

できるだけ多くの言語に対応している翻訳機が欲しい方には、ワールドスピーク(ポータブル)がおすすめです。

※ワールドスピーク(据置タイプ)は72言語に対応

 

専用グローバルSIMの対応エリアNo.1

ワールドスピーク(ポータブル)には、Wi-Fiモデル、グローバルSIMモデル(1GBor3GB)、国内専用SIMモデルの4つのモデルがあります。

このうち「グローバルSIMモデル」を購入すると、日本を含め世界178の国と地域で通信できるSIMがついてきます。

グローバルSIMの対応エリアの広さでも、ワールドスピーク(ポータブル)は業界No.1です。

ワールドスピークのグローバルSIM対応エリア数と他の翻訳機を比較してみました。

ワールドスピーク(ポータブル)は、グローバルSIM対応エリア数も圧倒的に多いです。

色々な国に出張や旅行に行かれる方にも、ワールドスピーク(グローバルSIMモデル)がおすすめです。

海外でも自動的に現地の電波につながってくれるので、設定が苦手な方でも安心して利用できます。

ワールドスピーク(ポータブル)のグローバルSIM対応エリアを確認したい方はこちら icon-external-link (ワールドスピーク公式サイト)

ただし、グローバルSIM対応モデルには利用期限があり、使えるデータ量に制限があるので注意してください。

利用期限は通信開始から2年間、データ量は1GB(30~35時間程度の翻訳に相当)または3GB(90~105時間程度の翻訳に相当)です。

継続して利用したい場合は、マイページでデータプランを再購入してください。

ちなみに、ワールドスピーク(ポータブル)をインバウンド対応などで日本国内だけで使う場合は、国内専用SIMモデルがおすすめ。

国内専用SIMではソフトバンクのキャリア回線を利用しているので、高速で安定した通信が利用でき、通信は2年間使い放題です。

 

オフライン翻訳の対応言語No1

ワールドスピーク(ポータブル)はオフラインでの翻訳にも対応しているので、インターネットにつながらない場所でも翻訳ができます。

オフライン翻訳の対応言語は英語・中国語・韓国語・ドイツ語などを含む17言語とこちらも業界最多。

通常オフライン翻訳の精度はオンライン時と比較して「1~2割程度」に落ちることが多いですが、ワールドスピーク(ポータブル)ではオフラインでも比較的翻訳精度が高いのも強みです。

通信がどうしても使えない場所で翻訳機を使いたい方は、ワールドスピーク(ポータブル)を選ぶことをおすすめします。

オフライン翻訳を試してみた結果はこちら

 

音声コマンドで簡単に言語を設定できる

ワールドスピーク(ポータブル)の大きな特徴が、本体真ん中にある「マジックホームボタン」です。

オレンジのアイコンがついたボタンが「マジックホームボタン」

この「マジックホームボタン」を使うと、音声で翻訳言語を選択できます。

翻訳画面の国旗の表示をタップして翻訳言語を設定することもできますが、音声なら一瞬で言語の設定が完了するのでとても便利です。

例えば、日本語⇔英語の翻訳をしたい場合、マジックホームボタンを1回押して「言語、日本語と英語」と話すと、日本語と英語を翻訳する設定に変更されます。

また、相手の言語が分からない場合は、「言語、日本とインド※」のように、国名でも言語を設定することができます。

※中国やインドのように、1つの国でいくつもの言語が話されている場合は、主要な言語が設定されます

ただし、どちらの方法でも最初に「言語」とつけないと設定ができないので注意してくださいね。

 

Wi-Fiルーター機能あり

ワールドスピーク(ポータブル)は、Wi-Fiルーターとしても使用できます。(SIMをセット&設定が必要)

ワールドスピークを介してPCやスマートフォンなどをインターネットに接続できる※のでとても便利です。(※以下:テザリング)

海外旅行のときに海外用のWi-Fiルーターなどをレンタルして持っていくという方も多いと思いますが、ワールドスピーク(ポータブル)があればその必要がなくなります。

ただし、専用のグローバルSIMにはデータ容量制限(2年で1GB / 3GB)があるため、テザリングに使うとすぐにデータ容量がなくなってしまう可能性が高いです。

ワールドスピーク(ポータブル)でテザリングをしたい場合は、Amazonなどの通販サイト、または現地で海外用のSIM(nanoSIM)を購入し、ワールドスピークにセットして使うことをおすすめします。

ワールドスピーク(ポータブル)をWi-Fiルーターとして使うには、ホーム画面の設定(歯車アイコン)をタップし、「モバイルデータ」→「インターネット共有」と進み、スライドボタンをオンにします。

ワールドスピークサポートページより

「設定」をタップすると、「ネットワーク名」と「パスワード」を設定できます。

それから、接続する端末側でワールドスピークのネットワーク名を選択し、設定したパスワードを入力しましょう。

詳しい設定方法についてはこちら icon-external-link (ワールドスピークサポートページ)

 

電話サポートあり

ワールドスピーク(ポータブル)は、サポートが手厚いという面でもおすすめできます。

販売元のキングジムでは、製品購入者向けに3種類の問い合わせ方法を用意しています。

  • お客様相談室(電話)(土日祝日を除く9:00-17:30)
  • FAXでの問い合わせ
  • メールフォームでの問い合わせ

とくに、電話での問い合わせも受けてくれるのはとても安心できるポイントです。

キングジムのお客様相談室では、基本的に担当者が同じ製品を使いながら疑問点に答えてくれます。

時間は10時~18時までと限られていますが、分からないことがあったとき、電話をすれば答えてくれる人がいるというの。

電話が苦手…という方は、メールやFAXでのサポートを利用しましょう。

キングジムのサポートページはこちら icon-external-link 

 

ワールドスピークの翻訳精度をポケトークと比較

ここまで、ワールドスピーク(ポータブル)のおすすめポイントを紹介してきましたが、翻訳機選びで一番大事!と言っても過言ではないのが翻訳精度(翻訳の正確さ・適切さ)です。

そこで、ワールドスピーク(ポータブル)の翻訳精度はどの程度のレベルなのか、翻訳精度No.1の翻訳機「ポケトーク」と比較してみました。

翻訳精度No.1の「ポケトーク」(ソースネクスト)

ワールドスピークとポケトークの双方で同じ日本語の文章を英語と中国語に翻訳し、以下の規準で翻訳結果を採点して合計点を比較します。

ワールドスピークはオフライン(インターネット接続なし)での翻訳もできる※ので、オフライン翻訳の精度も同時に比較しました。

※日本語、中国語、英語、韓国語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、ポルトガル語など、方言を含む17か国語に対応

▼採点基準

5点 完璧な翻訳。意味が通じ、なめらかで自然な文章になっている。
4点 多少不自然な点はあるものの、意味はしっかり通じる。
3点 なんとか全体の意味が理解できる
2点 意味が分かりにくい、一部しか理解できない
1点 意味が分からない
0点 そもそも翻訳できない

※採点は当サイト独自の規準です。

ポケトークについて詳しく知りたい方はこちら▼

 

日本語→英語の翻訳精度

まず、日本語の文章を英語に翻訳した場合の翻訳精度を比較します。

 icon-plane 例題1:デルタ航空3便ロサンゼルス行きのお客様はただいまより搭乗を開始いたします。

正しい翻訳例Departing passengers on Delta Airlines Flight 003 for Los Angeles are now boarding.

ワールドスピークDelta Flight 3 passengers to Los Angeles are now boarding.

デルタ航空3便ロサンゼルス行きのお客様はただいま搭乗中です。 4点

オフラインPassengers travelling to the Delta Air Products Los Angeles will begin to appear in the moment.

デルタ航空製品ロサンゼルスに旅行するお客様は、すぐに現れ始めます。 2点

ポケトークDelta Air Lines Flight 3 to Los Angeles will begin boarding now.

デルタ航空3便ロサンゼルス行きはただいまより搭乗を開始するでしょう。 4点

評価

ポケトークの翻訳結果からは”お客様”が抜けてしまっています。また、willとnowが同時に使われていて少し違和感がありますが、意図はしっかり伝わるので4点としました。

ワールドスピークの翻訳結果からは”開始”が抜けていますが、こちらも意図は伝わるので4点です。

ワールドスピークのオフライン翻訳ではそもそも聞き取りがうまくできず、「デルタ航空産品ロサンゼルス行きのお客様は只今より登場を開始いたします」と認識されました。

そのため翻訳結果も分かりにくいですが、全く分からない訳ではないので2点です。

 

 icon-plane 例題2:ゴルフをしたいのですが、近くに適当なコースはありますか?

正しい翻訳例I’d like to play golf. Are there any golf courses around here?

ワールドスピークI want to play golf. Is there a suitable course nearby?

ゴルフをしたいです。近くに適切なコースはありますか? 5点

オフラインIs there a suitable course nearby where I want to play golf?

ゴルフをしたい場所の近くに適切なコースはありますか? 2点

ポケトークI want to play golf. Is there a suitable course nearby?

ゴルフをしたいです。近くに適切なコースはありますか? 5点

評価

ワールドスピークポケトークも同じ翻訳結果になりました。意図がしっかり伝わる正確な翻訳です。

オフラインでは話した言葉を正しく認識してくれたものの、意味が正しく伝わらない翻訳結果になってしまいました。

 

日本語→中国語の翻訳精度

次に、日本語の文章を中国語に翻訳した場合の翻訳精度を比較します。

 icon-plane 例題1:中国国際航空1209便西安行きのお客様はただいまより搭乗を開始いたします。

正しい翻訳例乘坐飞往西安的中国国际航空1209航班的旅客,现在开始登机了。

ワールドスピーク中国国际航空1209次飞往西安的旅客现在开始登机。

中国国際航空1209便西安行きのお客様はただ今より搭乗を開始いたします。 5点

オフライン中国国际航空公司1200快钱塞塔尼站乘客将在这一时刻开始出现。

中国国際航空の1200の速いお金のセルタニ駅の乗客はこの時に現れ始めます。 1点

ポケトーク中国国际航空1209次航班前往西安的乘客现在开始登机。

中国国際航空1209便西安行きのお客様はただ今より搭乗を開始いたします 5点

評価

ワールドスピークポケトークでは若干表現が異なりますが、どちらも正しい意味を伝えています。

オフライン翻訳は、やはり聞き取りがうまくできず「中国国際航空1200急便瀬谷駅のお客様は只今より登場を開始いたします」と認識されました。

そのため翻訳結果はほとんど原型をとどめていません。残念ながら1点です。

 

icon-coffee 例題2:8時に予約した佐藤です。すみません、予約を取り消したいのですが。

正しい翻訳例我叫佐藤,八点订了做。对不起,我想取消预订。

ワールドスピーク我是8点预约的佐藤,对不起,我想取消预约。

私は8時に予約した佐藤です、すみません、予約を取り消したいです。 5点

オフライン我想在八点取消预订。

私は8時に予約をキャンセルしたいです。 3点

ポケトーク我想取消预约在八点预约的佐藤的预约。

わたしは8時に予約した佐藤の予約を取り消したいです。 4点

評価

2つの文に分かれている難題です。(音声翻訳機は句読点を認識できないので、2つ以上の文章の翻訳を苦手としています)

ポケトークの翻訳結果には「予約」という言葉が何度も出てきて分かりにくく、「すみません」という日本語も翻訳されていませんが、全体の意味が理解できますのでおまけで4点としました。

一方、ワールドスピークはほぼ完ぺきな翻訳結果で5点満点です。

オフライン翻訳では、話した言葉が「8時に予約した砂糖をですすみません予約を取り消したいのですが」と認識されました。その割にはマシな翻訳結果になったので3点です。

 

翻訳精度検証まとめ

Mayumi3とポケトークの翻訳精度を比較した結果、採点は以下のようになりました。

  Mayumi3 オフライン ポケトーク
英語のフレーズ① 4点 2点 4点
英語のフレーズ② 5点 2点 5点
中国語のフレーズ① 5点 1点 5点
中国語のフレーズ② 5点 3点 4点
合計点 19点 8点 18点

ワールドスピーク(オンライン時)は19ポケトーク18点とワールドスピークの方が高い点数です!

もちろん、2つの言語を2文ずつしか翻訳していませんので、この結果だけですべてを判断できませんが、ワールドスピークの翻訳精度はポケトークと同程度に高いと言っていいと思います。

オフライン翻訳の場合は8点とかなり低い点数ですが、それでも他の翻訳機と比較するとまだ良い方です。

他の翻訳機のオフライン翻訳は、音声の認識性能が非常に低くなり、1つの単語ならなんとか正確に翻訳してくれるかな?というレベルのことがほとんど。

ワールドスピークは文章でも比較的正確に聞き取ってくれます。

ワールドスピーク(ポータブル)があれば、インターネットが使えない場所でも簡単な文章の翻訳が可能。

オフラインでも業界最多17言語の翻訳に対応しているので、インターネットがどうしても使えない場所で翻訳機を使うことが多い場合はワールドスピークがおすすめです。

 

使って分かったワールドスピークの注意点

ここまで、ワールドスピーク(ポータブル)の良い点をご紹介してきましたが、編集部のポリシーは、注意点も包み隠さずご紹介すること。

悪い点もしっかり理解してこそ、本当に満足のいく翻訳機選びができると考えています。

そこでここからは、編集部が実際にワールドスピークを使ってみて分かった注意点を本音でご紹介します。

ワールドスピーク(ポータブル)の注意点は以下の通りです

 

初期設定にスマホかPCが必要(SIM同梱版のみ)

箱を開けると「データ通信開通案内書」が入っている

ワールドスピーク(ポータブル)のSIMカード付属モデル(グローバルSIMまたは国内専用SIM)を購入した場合、SIMカードは本体にセットされた状態で届きますが、使い始める前にスマホまたはPCからデータ通信開通の手続きが必要です。

ポケトークのように「スイッチをONしてすぐに使い始められる」という訳ではないので注意してください。

ワールドスピーク(ポータブル)の箱を開けると「データ通信開通案内書」が入っているので、指示通りに手続きを進めましょう。

指示書の裏にQRコードあり

スマホやタブレットがあれば、カメラで指示書の裏のQRコードを読み込めば自動的に開通手続きページが開くので簡単です。

スマホがない場合はPCのWEBブラウザから指示書記載のURLを入力して、開通手続きのページを開きましょう。

開通手続きページ

手続き自体はメールアドレスとログインパスワードを設定して、マイページを作成するだけの簡単なもので、5分程度で終了します。

でも、設定やWEB上での手続きが苦手…という方もおられると思います。

そんな場合は、電話で質問できる「お客様相談室」を利用しましょう。

どうしても初期設定や手続きはしたくない…という場合は設定不要のポケトークをおすすめします。

 

カメラ翻訳機能がない

ワールドスピークにはカメラがない

ワールドスピーク(ポータブル)には、「カメラ翻訳」機能がありません。

カメラ翻訳機能とは、カメラで撮影した画像の中に含まれているテキスト(文字)を、別の言語に翻訳してくれる機能です。

「Google翻訳」のリアルタイム翻訳で英語を日本語に翻訳

スマホの翻訳アプリには、たいてい「カメラ翻訳」に相当する機能がついています。

最近ではカメラ翻訳機能を搭載した翻訳機も増えてきていますが、ワールドスピークにはカメラがないので、カメラ翻訳機能はありません。

カメラ翻訳機能のある翻訳機が欲しい場合は、新型の「ポケトークS」の購入をおすすめします。

 

翻訳履歴の保存は50件まで

ワールドスピーク(ポータブル)では翻訳履歴を50件登録できますが、ライバル機のポケトークはほぼ無制限に登録できるので、この点はデメリットです。

また、ポケトークでは翻訳履歴が「ポケトークセンター」に保存されてPCやスマホから確認することができますが、ワールドスピークでは端末上でしか確認できません。

ワールドスピーク(ポータブル)は普通に会話用として使う分には十分な機能を持っていますが、学習用途として使うには不向きかもしれません。

 

重要なポイントまとめ:ワールドスピークの総合評価

最後に、ワールドスピーク(ポータブル)についての重要なポイントのまとめです。

ワールドスピーク(ポータブル)は対応言語数、グローバルSIMの対応エリア、オフライン翻訳対応言語数の3つでNo.1!

オフライン翻訳精度も比較的高いので、文字通りいつでもどこでも使えます。

音声コマンドを使えば、一瞬で言語を選択できるのもうれしいポイント。

純粋に会話用として使うのであれば、ポケトーク以上におすすめできる翻訳機です。

有名な「キングジム」の翻訳機と言うこともあり、ポケトークからどこまでシェアを奪えるか、これから注目していきたいと思います。

窓口業務用には、姉妹機のワールドスピーク(据置タイプ)もおすすめなので、そちらもぜひチェックしてみてください!

キングジム開発担当者に聞く、翻訳機ワールドスピークのこだわりポイントと開発秘話

事務用ファイルやテプラをはじめ、独創的なオフィス用品を手がけるキングジムが、2019年12月にポータブル翻訳機「ワールドスピークHYP10」を発売しました。 ▼実際に使ってみたレビューはこちら リスク ...

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